日本酒の良さを引き出すグラス
食器店 笥の山下です。
涼しい季節になってくると、
日本酒を飲む機会も増えて来るのではないかと思います。
まあ、寒いと燗酒というのも温まりますが、
良いお酒はやはり冷やで飲むものと、
酒造メーカーさんに教えていただきました。
ワイングラスには単に赤・白という区分けにとどまらず、
産地やぶどうの種類に合わせてその特性を最大限に活かせるようなグラスが出回っています。
日本酒はというと、
リーデルで「大吟醸」というグラスが発売されたあたりを皮切りに、
多少既存のワイングラスを流用した「日本酒用」が売られるようになりました。
そこから数年、
グラスのメーカーも日本酒向けにその種類の違いによる特性を活かそうというグラスを数社で出すようになってきました。
酒造メーカーでさえ、試飲に「蛇の目のぐいのみ」を使っているので、
なかなかそうした動きが遅れたんでしょうね。
食器店 笥では
世界的なソムリエの田崎真也さんデザインのグラスを取り扱っています。
大吟醸、
古酒、
純米・本醸造、
実は私自身が日本酒が苦手で(と思っていた)、
飲んだら悪酔いするように思っていました。
それまでに飲んだことがあるのはテレビでCMを打っているような大手メーカーの製品でした。
いまだにそういう日本酒は飲めませんが、
地方に旅行に行った際に、
地元の酒蔵に訪問し、
試飲させてもらったお酒は自分の知っている日本酒とはだいぶ違いました。
そこで先程書いた「良いお酒は冷やでのめ」を聞いたのです。
そこでは日本酒といっても種類があるということ、
本当は蛇の目の茶碗じゃなくてワイングラスで飲む方がお酒の良さを引き出せるということでした。
確かに日本酒によっては、なんだか白ワインみたいな味わいのものもありますものね。
タサキのグラスは単にワイングラスで日本酒を飲むというところから、
更に進化させて日本酒用に合わせてグラスを作っています。
いいお酒を合ったグラスで楽しんでみるのも面白いですよね!
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この記事の投稿者
山下 琢巳
やましたたくみ:食器店「笥 Hako」4月22日オープン*心屋認定カウンセラー
食べるの大好き!一人ふらっとツーリングや車中泊(放浪?)好き!心屋リセットカウンセラー(ひらいなず91期)・心屋入門講座インストラクター・エクスマ塾98期(たくちゃん)人とのつながりを大切にしてゆきたいと考えています。